これまでセキュリティーの問題とは縁が薄かったマックOSも,OS Xで多少意識を変える必要がある。もちろん,アップル自身も,ユーザーが意識が低いことは認識しているだろうけど。
マックOS Xでは,セキュリティーに関して気楽でいられなくなった。10.1のリリース後,3つの問題がみつかり,リリース後3週間も経たずにそのうち2つの問題をアップデートで解決した。教訓を述べるなら,ソフトウェア・アップデートで定期的にアップデートを確認することだ。
10.0が発売されてから4回のアップデートがリリースされ,そのうち2回はセキュリティーの問題を解決するものだった。そして,10.1がリリースされて(この10.1にもセキュリティー上の修正は数多く加えられていた),その21日目に,またセキュリティーのアップデートの配付となった。アップルは,ソフトウェア・アップデートをセキュリティー・パッチをあてる手段として,強く認識しているようだ。
その行動力は思っているよりも素早い。まぁほっとくと,どっかの会社みたいになにを云われるかわからない問題なので(^_^;),当然といえば当然だけど,こういう場所に足を踏み入れたんだなとも感じられる。なにせ,10.0以後,27個のパッチが当たっている(OS Xサーバーにではなく,コンシューマー向けOS Xにだ)。アップルの対応をみているとソフトウェアアップデートをかけていれば大きい問題は防げそうだが,そういうOSであることは,認識しておいた方がよい。(関連っぽい,ZDNet Newsの記事)
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